機械を輸出するための梱包の手順
■機械を輸出するための梱包の手順
機械を乗せる台座(腰下)を作成機械を梱包工場に搬入した後、機械を乗せる台座(腰下といいます。)を作成し、梱包する機械を腰下の上に乗せます。防錆をする場合事前にバリヤ材を用意し、腰下にすえつけてから、バリヤを張って機械の防錆をします。防錆が必要か否かの判断輸出の場合は、船便が一般的です。船での輸送は、温度差により機械が汗をかいてしまったり、海水の塩で機械が錆びる可能性があります。そのため、防錆として真空処理(バリヤ)が好ましいと思います。防錆のためのバリヤでの真空処理は、義務付けられているものでも、やらなければならないものでもありません。実施するか否かにつきましては、御社でご判断ください。迷われた時は、お気軽にご相談ください。 箱の部材の作成通常、機械の梱包は、箱の各部材が30kgsぐらいになってしまいますので、箱になっているものの中に入れるというよりは、箱に仕上げていく、という方法をとります。防錆のためのターポリン紙各部材には、防錆するためにターポリン紙という紙をはります。おのおのの部材を釘で打っていき、平面にします。部材になったときに腰下に打ち立てていきます。場所によっては、クレーンなどで箱にしたものをかぶせてしまうという方法もあります。 側面すべて囲い込み4面を作り、側面をすべて囲い込んだら、養生と中での固定のために動かないように押さえていきます。メーカー様に事前にヒアリング強度の問題や、機械の素材の使い方、構造などは、メーカー様に事前にヒアリングを行い、強度が出ている場所を押さえていきます。ふたをして終了最後にふたをして、強度補正のために角金を打ち付けて終了ケアマークの刷り込み輸出の荷物認識に必要なケースマーク、取り扱いに注意が必要なケアマークを刷り込み、全作業は終了となります。 |
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