Q&A インドネシア向け木製梱包材に関する情報 ISPM REPORT
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この情報は社団法人 日本荷主協会様の許可をいただいて木製梱包の検疫などに関する情報を掲載させていただいております。 |
Q&A インドネシア向け木製梱包材に関する情報
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2006年11月2日(木) |
International Standards for Phytosanitary Measures ISPM REPORT No.06‐43
最近、インドネシア向け輸出貨物の木製梱包材に関するお問い合わせが増えています。インドネシアでは、2006 年5月末にISPM No.15 による輸入木製梱包材の規制を開始する旨、WTO に通報(G/SPS/N/IND/27) しました。当初は6−7 月にでも輸入規制を開始するのかと思いましたが、同国農業省大臣の署名手続きが7 月になっても進まず、2006 年末ごろに導入開始と見込まれていました。 |
こんなご質問が、メールや電話で寄せられています。
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回答 インドネシアでは、梱包材輸入規制を開始すると今年5月末にWTOにSPS通報をしましたが、実際には2006年末ごろに導入するだろうと言われていました。しかし、まだ導入実施日は発表されていません。また、同国規則では、Packing Declaration の書式を輸入通関時に要求することになっていますが、まだ、その書式も公表されていません。そんなことから、どこの国の検疫局も輸出者に対して具体的な注意を呼びかけていません。従って、結論としては、消毒処理やIPPC マークなしで輸出しても大丈夫な筈です。 日本の農水省HP もご参照ください。特段の記載は本日現在ありません。 念には念を入れたいと言うことであればですが:− 英国森林局では、インドネシア向けは、念のためISPM No.15 対応にしておいた方が宜しいと、Web Page に記載しています。 また、同サイトでは、Packing Declaration も付けていた方が良いだろうと示唆し、書式として豪州のものをサンプルにしています。(どうしても書式が必要であれば、下記、荷主協会事務局にメールにてお問い合わせください。) 英国では、万全を期すためにこのようにしていますので、貴社におかれても、梱包をISPM No.15 仕様にして、Packing Declaration も作ってバイヤーに送ることも一法かと思います。 もし、私が輸出担当者だったとしたら、バイヤー側に「梱包材の輸入規制は何時から実施されるのか?もし、消毒処理やマークが必要なら、その法律の根拠などを知らせて欲しい。何時何時までに返事がなければ、従来通りに船積みする。」との質問・通知を入れるでしょう。明確な返答はない筈ですから、何もしないで船積みすることになるでしょう。 私は、11 月下旬に国際会議でインドネシアに行きます。その際に、現地検疫局に当たって、詳しく状況を聞いてきましょう。商社やフォワーダーの現地出先の方たちでも、どこに聞いたら良いのか皆目見当が付かない実情と聞いています。 |
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